占術の説明

九星気学

市販の暦などでよく目にする事があろうかと思いますが、
一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、etc…
これらが九星と呼ばれるものです。
宇宙の元素の陰陽が交合して五気(木火土金水)が生じます。(参照⇒五行説)
その五気にもまた陰陽(強弱)があり、さらに八つに分けられ
木気(木性)…三碧、四緑の木星
火気(火性)…九紫の火星
金気(金性)…六白、七赤の金星
水気(水性)…一白の水星
であり、さらに地球自体から発生する土気が加えられ
土気(土性)…二黒、五黄、八白の土星で計九つ。
これが九星(九性)です。

《九性が九星と呼ばれるようになったのは『星』という漢字を分解すると『生まれた日』となる為、占いにおいて『星』を使うようになったという説があります》

九星気学で鑑定する事柄

◎方位鑑定

(主に転居、開業、かかる病院…etc)
その方にとって宿命的にあまり良くない方位を踏まえ、より運が開きやすい方角を提示し、より発展、繁栄、改善しやすい方向性をお伝えします。

◎時期鑑定

(主に転職、就職、結婚、独立…etc)
花にも春咲き・秋咲き等があるように、人にもそれぞれの時期というものがあるのです。
例えば秋咲きの花に、春になったから咲け咲けと、
どんなに働きかけようとも、どんなに葉を伸ばそうとも、
それは無理な話で気をもむばかり。
人も同じです。
目的にあった時期やその方にとって様々な恩恵が得られやすい時期を提示し、それまでに何をすべきか、どう動くべきか、
より美しい花を咲かす事が出来るようお手伝いさせて頂いております。

※他にも九星学で観れる事象はありますが、あくまでも私が鑑定する上で、この時はこの占術で観る、というだけです。


宿耀占星術

今から約三千年前、
インドで仙術を学ぶバラモンの民達が天文や暦数のことで議論し争っていました。
そこに文殊菩薩様が現れ、三世因果の道理と人間の生年月日との係わり合いを説きバラモンの民の災厄を取り除いてあげました。
このとき説かれたのが「宿曜経」と呼ばれる、宿曜占星術の源流となる経典です。

宿曜経が日本に伝わったのは、弘法大師である空海と天台密教の開祖、最澄が中国の唐の時代に海を渡り日本に持ちかえったとされています。

当時は暦法、天文学、占星術は政治の為のものでした。
個人の運命を判断する方法となるのは、実はずっと後世になってからのことなのです。
この占術は政治の軍略(戦略)として使用されていた為、文書にしては残っておらず口伝により伝えられました。
平安時代にさかのぼる宿曜占星術、後の戦国の世では、己を守り災いを防ぐ為、更には敵を倒す目的の為にあったのです。

現代人の生活・人が生きる姿も「戦(イクサ)」に似ている部分はありますよね。
時には勝ち残りゲームのような焦燥感さえ感ずることはありませんか?
戦国時代のような槍でつつき合うような「戦(イクサ)」はなくなれど、
時に言葉や態度も「槍」と同じような痛みを他人に与えることすらあります。
今もなお知られざるところで、この占星術が脈々と受け継がれているのは、
きっとそんな武器ではない武器による傷つけ合いや、人が人を支配したいという欲望(恋愛もこれに含まる)等々…
形は変われど人の強欲の根本は、今の時代も変わらないことからなのでしょう。

宿耀占星術で鑑定する事柄

◎縁

(男女の縁、同性の縁、他)
縁の形、方向性、どこまで続いているかを鑑定します。
出会った以上、縁ある人なのです。
短いからダメ長いから良いではなく、
短いなら短いなりに、
長いなら長いなりに、
どうすればより長続きするかに着眼しております。

◎魂の距離

自分と相手との魂の距離をみます。
この世に生まれる前、あるいは生まれた瞬間、二十七の「宮」に分かれるのです。
中には前世からの縁である場合もあり、同じ「宮」から出た場合もあります。
これも「宮」が近いから良い、
遠いからダメではなく、
遠いなら遠いなりに、近いなら近いなりに。
…「ならばどうするか」…
全てはここです。

※他にも宿曜占星術で観れる事象はありますが、あくまでも私が鑑定する上で、この時はこの占術で観る、というだけの話です。


易占カード

あなたの心の声を訊くオリジナルカード ・これから先どこに心の目を向けたらよいか ・どのような心持ちで過ごしたら良いか
(心との対話と思っていただければ)易は本来、細長い竹の棒50本と四角柱の木6個を使うのですが、その行程をカードにしてしまったのがこの易占カードです。

更にカードには五黄土星を抜いた九星も配分されており九星占術で占う事も出来るので必然的に五行の相生、相剋も出ます。
五黄土星をなぜ抜くのか、
五黄は宇宙の中心を現すので太極とみなします。
手元に置き太極カードから出るエネルギーの変化を残りのカードが示してくれるのです。

◆カードの種類
乾であり六白金星カード
兌であり七赤金星カード
離であり九紫火星カード


以下5種類、
計8種類の組み合わせが
「六十四通りの答え」を生み出すのです。
出た卦はその時、その方に必要なメッセージ。

易占カードで鑑定する事柄


・今後どのような流れになるか
・このまま進めばどうなるか
・仮にこうした場合どうなるか
・選択枝が複数ある時

他には
・試験等の合格の可否
・相手の状況や状態
・失せ物探し

等々、どんな事柄でも占います。